実際の耐衝撃テストにおいて、EVA素材ハードケースの外殻硬度自体は、2,000円クラスのサードパーティ製品と比較しても遜色ない数値を叩き出した。約1メートルの高さからフローリング床へ落下させるテストでも、ケース内部の本体は傷一つなく正常動作を保った。
明確な差が出たのは「内装のクッション性」と「細部の仕上げ」だ。純正品や高価格帯ケースは、内側にマイクロファイバーなどの起毛素材を採用し、液晶画面への傷を徹底的に防ぐ構造になっている。また、カードスロットの縫製が精密で、抜き差しを繰り返しても緩みにくい。
一方、100均製品は内布が薄い不織布やナイロン素材であることが多く、頻繁な擦れによる液晶への影響が懸念される。また、ファスナーのスムーズさや耐久性、縫い目のホツレといったビルドクオリティには個体差が見られた。ヘビーユースや長期間の使用を見込む場合、ファスナーの噛み合わせが甘くなる現象が起きやすい点は留意すべきだ。