とはいえ、依然としてトラファルガー・ローの未来には暗雲が立ち込めている。なぜなら、作者の尾田栄一郎氏が作中で提示した「不老手術」という能力の制約は、描かれた以上、必ず物語の核心で回収されるべき伏線だからだ。誰かのために命を捧げる展開が完全に回避されたわけではない。
彼が今後の戦いで誰にその命を託すのか。あるいは、過去の能力者が遺した歴史の謎を解き明かす鍵として別の形で能力を発揮するのか。『ONE PIECE(原作漫画)』の物語が終局へと向かうにつれ、オペオペの実の真価と能力者の命運は、再び物語の中心へと浮上することになるだろう。