「右手と左手、どちらを使えばいいのかわからない」——これは高校物理を学ぶ生徒から最も多く寄せられる悩みの一つだ。整理してみよう。答えは至ってシンプルだ。外部から力を加えて電気を作り出す場面、つまり「発電」に関わる現象では右手をかざす。一方で、電気を流して力を生み出す「モーター」の挙動を解析する際には左手を用いる。
フレミングの右手の法則を適用する際、まず親指を「導線が動く向き(力の向き)」にセットする。続いて人差し指を「磁場(磁界)の向き」、そして中指を「発生する誘起起電力(電流)の向き」へと一直線に伸ばす。この3本の指が互いに直角をなす位置関係を体に覚え込ませることが、テストで得点力を飛躍的に伸ばす最大の秘訣だ。指の対応関係(親指=力、人差し指=磁場、中指=電流)を英語の頭文字や語呂合わせで関連付けるテクニックも、焦りによる凡ミスを防ぐ強力な武器となる。