1961年(昭和36年)3月1日生まれの常盤山親方は、2026年3月に大相撲の停年(定年)となる65歳の節目を迎えました。日本相撲協会の現行規定に基づき再雇用制度(シニア契約)へと移行し、参与などの立場で土俵下の審判や若手指導に尽力しています。
現在の常盤山部屋(東京都板橋区前野町)では、長年培った相撲の神髄を若手に直接伝授する日々が続いています。親方は派手なパフォーマンスを好まず、朝稽古では基礎である四股や鉄砲の重要性を徹底して説くスタイルを貫いています。土俵を見つめる眼差しは常に穏やかでありながら、力士が基本を怠った際には鋭い助言が飛ぶなど、現場での指導力にはいささかの衰えもありません。