「枯れてしまったから失敗した」と諦める人の大半は、植物が死んだのではなく自滅的な蒸れ現象を引き起こしています。ロンギカウリスタイムを健全に保つための生命線は、年間の剪定スケジュールにあります。
最も重要な作業が、5月下旬から6月上旬の花後に行う「強切り戻し」です。花が終わったら、躊躇せずに草丈の半分から3分の1程度、地面から2〜3cmの高さを残して刈り込みバサミでバッサリと刈り取ります。この作業によって株元への通気性と日当たりが一気に確保され、梅雨の湿気による腐敗を完全に防ぐことができます。
刈り込んだ直後は茶色い茎がむき出しになり、一見すると無惨な姿になりますが、根が生きていれば梅雨明けから初秋にかけて驚くべきスピードで青々とした新芽が吹き出します。秋(9月下旬〜10月)には軽く伸びすぎた枝先を整える程度の剪定を行い、風通しを整えて冬を迎えるのが理想的なサイクルです。