時間割表を見た瞬間、思わず息を呑む。国語や数学といった基礎教養はもちろん、応用プログラミング、映像制作、国際政治、身体表現、生活科学、心理学入門に至るまで、大学のシラバスと見紛うほどの選択肢が整然と並ぶ。生徒は自らの興味や進路設計に合わせて、パズルのピースをはめ込むようにオリジナルの履修計画を構築していく。
選択肢が多いということは、自らの意志を問われ続けるということでもある。「自分が本当にやりたいことは何か」という根源的な問いに向き合うプロセスは、時に10代にとって重圧だ。しかし、この高校には独自のガイダンス機能と教員陣による徹底した伴走支援が張り巡らされている。迷い、立ち止まり、選び直す。その試行錯誤のプロセスこそが、他校の生徒にはない強靭な自己肯定感と問題意識を育てる土壌となっている。