指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ(イコラブ、ノイミー)の現場を検証すると、従来の男性ファン中心だったアイドル界において特異な現象が起きています。それは客席の半数以上を同世代の女性ファンが占めているという点です。
女性ファンを引きつける最大の要因は、指原莉乃自らが手がける「歌詞のリアリティ」にあります。少女マンガ的な理想論ではなく、現代のSNS社会における承認欲求や片思いの焦燥感、自己嫌悪と微かな希望を巧みな言葉選びで描き切る手腕は、作詞家としても高い評価を得ています。
現場を観察すると、ファンは単にメンバーを消費するのではなく、指原が構築する「女の子の憧れの世界観」そのものに共感し、ライブ会場に足を運んでいます。メンバーへの衣装選定や体調管理、メンタルケアに至るまで、自身がアイドルとして苦闘した経験を活かしたプロデュース体制が、グループの長期的な健全運営を可能にしています。