同院は現在、沖縄県島尻郡八重瀬町字外間171-1に位置し、那覇空港から車で約20分、国道507号線沿いのアクセス性に優れた高台に近代的な医療施設を構えています。八重瀬町への移転経緯を振り返ると、老朽化が進んでいた旧施設からの機能刷新、津波浸水リスクの回避、そして何よりドクターヘリや自衛隊ヘリを受け入れる屋上ヘリポートの確保が最大の契機でした。この移転により、本島南部のみならず慶良間諸島や久米島などからの緊急搬送時間が劇的に短縮されました。
提供されている診療科目一覧は、内科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、外科、整形外科、脳神経外科、心臓血管外科、小児科、産婦人科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科など多岐にわたります。近年では、人工関節置換術においてミクロン単位の骨切除精度を誇るロボティックアーム手術支援システム「Mako(メイコー)」をいち早く稼働させるなど、関節疾患治療の分野でも県内トップクラスの症例数を積み上げています。
外来診療時間は基本的に平日と土曜の午前・午後(一部科目は休診)で編成されていますが、初診の予約方法には事前の確認が必要です。かかりつけ医からの「診療情報提供書(紹介状)」を持参して地域医療連携室経由で予約を取る形が推奨されており、紹介状なしで直接来院した場合は、診療費とは別に国が定める「選定療養費」が発生するほか、予約患者の合間を縫っての診察となるため、かなりの待機時間を覚悟しなければなりません。