ここからが本題だ。切手の価値を決める最大の要素は「状態」である。どれだけ希少な切手でも、折れ・黄ばみ・ヒンジ跡・押印の状態が悪ければ価値は激減する。以下の表は、2026年後半から2026年にかけての大手買取業者3社とオークション落札実績をもとに編集部が作成した、見返り美人の状態別相場感だ。
この表から読み取れるのは、「未使用」と「使用済み」の間に想像以上の断崖があるということだ。ネット上では「見返り美人 相場」と検索すると、楽観的な数字が並ぶブログや古い情報にぶつかることがある。しかし2026年の実勢価格は、冷静に見れば上記が正直なところである。特に押印済みの切手がアルバムに大量に貼られているケースは多く、買取業者としても大量仕入れになるため単価は下がりやすい。