牛乳石鹸で髪を洗うとハゲる?きしむ理由と赤箱・青箱の違いを徹底検証

牛乳石鹸で髪を洗うとハゲる?きしむ理由と赤箱・青箱の違いを徹底検証

牛乳石鹸で髪を洗うとハゲる?きしむ理由と赤箱・青箱の違いを徹底検証についての真相をご紹介します。

牛乳石鹸で髪を洗った瞬間に感じる強いきしみ感は、一般的な市販シャンプーと石鹸の構造的な違いから生まれます。理由は主に3点に集約されます。

第1に、pH値の違いによるキューティクルの変化です。健康な髪と頭皮は「弱酸性(pH4.5〜5.5)」に保たれていますが、牛乳石鹸は「弱アルカリ性(pH9〜10前後)」です。アルカリ性に触れた髪はキューティクルが一時的に開き、表面の摩擦係数が跳ね上がるため、指を通した際に強い引っかかりを覚えます。

第2に、「石鹸カス(脂肪酸カルシウム)」の発生です。石鹸の洗浄成分が水道水に含まれるカルシウムイオンやマグネシウムイオンと結びつくと、水に溶けにくい微細な石鹸カスに変化します。これが髪の表面に付着することで、ゴワつきやパサつきの原因になります。

第3に、コーティング成分(シリコン等)が無配合である点です。市販の高級アルコール系シャンプーには指通りを滑らかにするポリマーやシリコンが含まれていますが、純石鹸に近い牛乳石鹸にはそうした保護剤が一切入っていません。良くも悪くも「髪本来のすっぴん状態」がむき出しになるため、最初のうちは強いきしみを感じやすくなります。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。