奈良の地に根付く数ある和菓子店の中でも、天極堂が別格の評価を受ける最大の理由は、混じりけのない「純度100%の吉野本葛」にこだわり続けている点にあります。一般的な葛粉製品にはジャガイモなどの馬鈴薯澱粉が混合されているケースも少なくありませんが、天極堂が扱うのはマメ科の植物「葛」の根から極寒の真冬に純白の澱粉を精製・乾燥させた希少な本葛のみです。
奈良本店は、春の新緑、秋には銀杏の葉が黄金色に色づく落ち着いた日本庭園風の借景を臨む数寄屋風の佇まいが特徴です。歴史的建造物である東大寺転害門(てがいもん)の目の前という静謐なロケーションも相まって、「古都の情緒と本物の食文化を五感で味わえる空間」としてのブランド価値を確立しています。