本場バターチキンカレーの真実|甘い日本の味と違う誕生秘話と再現レシピ

本場バターチキンカレーの真実|甘い日本の味と違う誕生秘話と再現レシピ

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日本で親しまれているバターチキンカレーと、インド現地の伝統的なムルグマッカニーには、食材の構成や味づくりの思想に決定的な違いが存在します。日本の多くのレシピやレトルト商品は、日本人好みの「シチュー的なマイルドさ」や「スイーツに近いコク」を追求する傾向がありますが、本場インドの味は遥かにワイルドで立体的です。

項目本場インド(ムルグマッカニー)一般的な日本のバターチキンカレー味わい・設計の決定的な違い鶏肉の調理法ヨーグルトとスパイスに漬け込み、炭火タンドールで焦げ目がつくまで焼いたチキン生の鶏もも肉をそのままソースで煮込む、またはフライパンで軽くソテーソース全体に移る「スモーキーな薫香」の有無が最大の格差を生む味のベースと酸味完熟トマトの力強い酸味が主軸。甘みはカシューナッツと玉ねぎ由来砂糖、ハチミツ、ケチャップなどを加え、甘みを強調したマイルド仕立て本場は「爽やかな酸味×バターのコク」。日本は「甘み×クリーミー」香りの決定打カスリメティ(乾燥フェヌグリーク葉)を仕上げに大量投入乾燥パセリ、またはスパイスミックスのみでカスリメティは不使用が多いカスリメティ特有の「メープル様の甘い香りと微細なほろ苦さ」が本格派の証とろみとコクカシューナッツペーストと無塩バター、良質なフレッシュクリーム市販ルーの小麦粉、生クリーム、牛乳、植物性油脂ナッツ由来の濃厚なとろみと油脂の乳化による、重厚でありながらキレのある後味
林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。