ズーラシアの全長は約1.5キロメートル以上にも及び、道なりに往復するだけでも5キロメートル近いウォーキングとなります。標準的な所要時間は、展示をじっくり観察しながら歩く場合で4時間から6時間、駆け足で巡る場合でも3時間前後を見積もる必要があります。
体力を温存しながら効率よく見どころを網羅する最もおすすめの回り方は、「正門から入園後、真っ先に園内バスで最奥部の北門へ直行し、正門へ向かって歩きながら戻るルート」です。
ズーラシアの敷地は北門(アフリカのサバンナ側)から正門(アジアの熱帯林側)にかけて緩やかな下り勾配が続いています。多くの来園者が正門から順路通りに進んで終盤に疲弊してしまうのに対し、先にバスで最奥へ移動しておけば、下り坂を歩きながら快適に各エリアを制覇できます。
園内を運行する「オカピバス」や「サバンナ号」は、大人1回200円(小学生100円)で利用できます。平日は20〜30分間隔、土日祝日は10〜15分間隔でピストン運行されているため、移動の足として惜しみなく組み込むことが終盤の満足度を大きく左右します。
また、雨の日の楽しみ方として注目したいのが、屋根付きの休憩施設や観察スポットを繋いだルート選定です。「アマゾンセンター」や「サバンナテラス」などの屋内施設を中継拠点にすれば、天候を気にせず休憩と観察を両立できます。雨天時は来園者数が晴天時の3割程度まで落ち込むため、人気動物の展示ガラス前を独占してじっくり観察できる贅沢な時間へと変化します。