第10回戦で激突した沖田総司とスサノオノミコトのカードは、連載開始当初から伏線が張られていた沖田の参戦と、日本神話最強の荒ぶる神の激突ということもあり、SNSやネット掲示板で凄まじい反響を巻き起こしました。
読者の間では、連載当初「新撰組の隊士風情が神に勝てるのか」「『ちるらん 新撰組鎮魂歌』からの客演枠として贔屓されているのではないか」といった懐疑的な意見や批判的な声が一部で見受けられたのも事実です。しかし、いざ試合の火蓋が切って落とされると、その評価は180度覆ることになりました。
スサノオノミコトは単なる傲慢な神ではなく、かつて地上を見下ろした際に人間の生み出した「剣」という概念に魂を奪われ、数千年にわたり一人で素振りを続けてきた「神界最古の剣術狂い」として描かれました。対する沖田総司も、病によって夭折し、剣の道を全うできなかった無念を「鬼子」としての肉体限界突破へと昇華させていきます。
大手ネット掲示板やSNS(旧Twitter)におけるリアルな声を検証すると、以下のような熱狂的なポストが溢れ返りました。
「神が人間の生み出した文化を心からリスペクトし、人間が神の領域を削り取る。この構図こそワルキューレの真骨頂。」
「スサノオの『八重垣』を沖田がどう抜くのか毎月胃が痛かった。神の素振り数億回という設定の説得力が凄すぎる。」
「勝敗が決まった瞬間、悔しさよりも両者の清々しい表情に救われた。文句なしの名勝負。」
単なる勝ち負けを超えた「剣への愛」の交歓劇は、ファンの懸念を払拭し、第10回戦を屈指の名勝負へと押し上げたのです。