「ワゴンの優れた操縦安定性・長大な荷室」と「SUVの悪路走破性・見晴らしの良さ」を両立させたいという市場の強い要望から、いま最も脚光を浴びているのがクロスオーバーワゴン人気モデルです。2026年現在の新車市場でベンチマークとなっている注目3車種をピックアップし、その真価を検証します。
1. スバル レヴォーグレイバック
日本の道路環境にジャストフィットする車幅1,820mmを保ちながら、最低地上高を200mmまで高めたスバルの意欲作です。ベースとなるレヴォーグの切れ味鋭いハンドリングとしなやかな乗り心地を継承しつつ、ゆとりあるサスペンションストロークによって荒れた路面でのいなしを見事に両立。「アイサイトX」による高度運転支援機能と相まって、都市型立体駐車場の全高制限(1,570mmのため一部ハイルーフ対応枠が必要)さえクリアできれば、全方位で弱点のない走破性と積載性を提供します。
2. トヨタ カローラツーリング
実質的な維持費、抜群の燃費性能、取り回しの良さを極限まで突き詰めるなら、トヨタの「カローラツーリング」が今なお最強の筆頭候補です。第5世代ハイブリッドシステムを搭載し、実燃費で20〜25km/L超を容易に叩き出す経済性はSUVに対する圧倒的なアドバンテージ。全幅1,745mm・全高1,460mmというサイズは、日本全国あらゆる機械式立体駐車場に完全対応します。フロアの積載長も十分確保されており、日常の通勤から休日の遠出までを最も低コストかつ高効率にこなす堅実な選択肢です。
3. スバル レガシィアウトバック
長きにわたりクロスオーバーワゴンの最高峰として君臨し、日本市場向け現行モデルがラストランを迎えて名車としての評価を盤石にしたフラッグシップ。全長4,870mm・全幅1,875mmの堂々たるボディに、最低地上高213mmという本格クロカン顔負けの悪路クリアランスを備えます。ハーマンカードンサウンドシステムやナッパレザーが醸し出す上質な室内空間と、圧倒的な荷室容量・フルフラット空間は、大人の長距離グランドツーリングや本格的な車中泊の旅において他を寄せ付けない完成度を誇ります。