土田晃之が『ヒルナンデス!』を卒業した最大の理由は、番組初期の立ち上げフェーズ完了に伴う大規模な番組リニューアルと、土田自身のコメンテーター・MC業へのシフトが重なった点にあります。
『ヒルナンデス!』は、前番組『おもいッきりDON!』『DON!』の終了を受け、2011年3月28日にスタートしました。前身番組から大きくトーンを変え、「20代〜40代の女性(F1・F2層)」をメインターゲットに据えた明るい情報バラエティを目指したものの、放送開始直後は東日本大震災直後の混乱期でもあり、生放送の進行には極めて高度なアドリブ力と安定感が求められました。そこで白羽の矢が立ったのが、当時『アメトーーク!』や『踊る!さんま御殿!!』などで抜群のトーク力と安定感を誇っていた土田晃之でした。
番組開始から2年が経過した2013年春、番組は同時間帯トップクラスの視聴率を獲得する人気番組へと成長しました。このタイミングで日本テレビ制作陣は、より主婦層や若年層を取り込むため、トレンド情報や若手タレント・アイドルの起用を強化する方針を打ち出します。番組の基礎体力を固めるという「初期ミッション」を完遂したベテラン勢の卒業と、新たな風を吹き込む若返り施策が同時に進行した結果が、土田晃之の卒業という形でした。