古代遺跡巡りの拠点として近年評価を高めているのが、ユカタン州の州都メリダです。16世紀にスペイン人によって建設されたこの街並みは「白い街(シウダ・ブランカ)」と称され、パステルカラーの美しいコロニアル建築が建ち並びます。
メリダの評判を決定づけているのは、その高い文化水準と独自の美食文化です。先住民マヤの伝統的な調理法とヨーロッパ・中東のスパイスが融合したユカタン料理はメキシコ屈指の豊かさを誇り、アチョーテ(紅の木の実)でマリネした豚肉をバナナの葉で包み蒸し焼きにする「コチニータ・ピビル」や、ライム果汁の酸味が爽やかな「ソパ・デ・リマ」は外せません。
夜になるとソカロ(中央広場)周辺で毎晩のように無料の伝統舞踊や音楽ライブが開催され、治安も極めて良好。リゾート地の喧騒から離れ、ゆったりと異国情緒と歴史の深みに浸りたい旅人から圧倒的な支持を集めています。