長寿作品ゆえに、ネット上には誤った先入観や都市伝説が少なからず存在します。ここで代表的な3つの誤解を正しておきましょう。
第1の誤解は「作風が過激すぎてPTAからの抗議で打ち切られた」という説です。確かにうんこや下ネタ、不条理な暴力描写は日常茶飯事ですが、曽山氏は「読者アンケートで常に上位を維持していたため、編集部から無理な打ち切りを宣告されたことは一度もない」と各媒体のインタビューで明言しています。
第2の誤解は「登場人物の関係性がリセットされた」というものです。タイトルが『邪』や『なんと!』に変わっても、じーさん、孫、校長、ゲベ、最強さんといった主要キャラクターの設定や世界観は地続きであり、過去のネタや名場面がセルフパロディとして登場するファンサービスも随所に散りばめられています。
【メディアの分析】今改めて読むべき人・そうでない人の境界線
『でんぢゃらすじーさん』シリーズを今から振り返る、あるいは子どもに薦める際の判断基準を客観的に提示します。
【おすすめできる人】
- 理屈抜きのハイテンションなナンセンスギャグで純粋に笑いたい人
- 2000年代以降のコロコロコミック黄金期の空気感を追体験したい人
- メタフィクションや不条理劇の構造に関心があるカルチャーファン
【見送るべき人】
- 下ネタやシュールなブラックユーモアに強い抵抗感がある人
- 緻密なストーリー展開や伏線回収を重視する物語作品を求めている人