波瑠のパーソナリティを深く知る上で欠かせないのが、出身地である東京都足立区で過ごした幼少期から学生時代にかけての歩みです。下町情緒が残る地域で育った彼女ですが、その学生生活は決して平坦なことばかりではありませんでした。
テレビのドキュメンタリー番組や過去のインタビュー手記で語られている通り、中学校時代はクラス内でのいじめを経験し、学校に居場所を見出せない日々を過ごしていました。「学校に行きたくない、何か別の世界を見つけたい」という強い思いを抱いていた中学1年生の時、プロモーションビデオのオーディションに応募したことが芸能界入りの直接的な契機となります。
その後、高校は芸能活動と両立しやすい私立日本橋女学館高校(現・開智日本橋学園高校)に進学。雑誌『Seventeen』の専属モデルとして活動を本格化させますが、最初から順風満帆だったわけではありません。当時の現場では「セリフのないエキストラ同然の役」を何百回と受け、オーディションに落ち続ける過酷な下積み時代を過ごしました。この思春期の挫折と泥臭い努力こそが、現在の彼女の芯の強さを形作った原点です。