インターネット上の掲示板やSNS、動画共有サイトを調査すると、「ブルースカイ」という曲名を巡って複数の楽曲が混同されている事例が散見されます。吹奏楽界には空や青空をモチーフにした優れた作品が複数存在するため、選曲や楽譜手配の際には正確な識別が必要です。
特に混同されやすい代表的な作品として、以下の2曲が挙げられます。
- 『マーチ・スカイブルー・ドリーム』(矢藤学 作曲):2016年度全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅰ(第26回朝日作曲賞受賞作品)。アニメ『響け!ユーフォニアム』の作中でも課題曲として登場し絶大な知名度を誇りますが、こちらは2016年の作品であり、2007年の高木登古氏による『ブルースカイ』とは全く別の行進曲です。
- 『ブルー・スカイ』(広瀬勇人 作曲):人気作曲家の広瀬勇人氏が手がけた小編成対応の吹奏楽曲(原題:Blue Sky)。爽やかで温かみのあるメロディで学校現場のコンサートピースとして親しまれていますが、課題曲マーチの高木作品とは出版社・曲想ともに異なります。
- 『行進曲「ブルー・スプリング」』(鈴木雅史 作曲):2026年度課題曲Ⅱ。爽快な青春系マーチとしての系譜を継ぐ作品ですが、年代および作曲者が異なります。
楽譜販売サイトやレンタル楽譜、中古スコアを探す際は、「高木登古 作曲 / 2007年課題曲Ⅳ / 吹奏楽のための行進曲『ブルースカイ』」という正確なクレジットを確認することが、手配ミスを防ぐ決定的なポイントです。