あの倉本聰脚本の伝説的ドラマから、気がつけば20年以上の歳月が流れた。当時、まだ20代前半の若手として瑞々しい演技を見せていた二人は、今や誰もが認める日本映画界の「顔」だ。
二宮は嵐としての活動休止後も、インディペンデントな姿勢で俳優業を邁進。ハリウッドで磨かれたその卓越した演技センスは、作品ごとに異なる狂気と哀愁を漂わせる。一方の長澤も、コメディから重厚な社会派ドラマまでを縦横無尽に行き来する、名実ともにトップクラスの女優へと進化を遂げた。この二人が再び同じフレームに収まること自体、邦画ファンにとっては奇跡に近い。