彼女の現在の強靭な精神力とエンタメ適性を紐解くには、彼女のキャリアにおける最大の転換点である『青春高校3年C組』時代(テレビ東京系)を振り返る必要があります。夕方帯の生放送という、プロの芸人にとっても過酷な現場で、彼女は「学級委員長」として常にセンターに立ち続けました。
当時、番組プロデューサーを務めていた佐久間宣行氏は、特番インタビューや自身のラジオ番組で彼女について「華やかな王道アイドル感を持ちながら、誰よりもストイックで負けず嫌い。何よりカメラの前で絶対に逃げない覚悟がある」と度々評していました。学級委員長として個性豊かな生徒たちをまとめ上げ、アイドル部「Blue Spring」のリーダーとしても牽引した経験が、現在の彼女の骨格を作ったのは間違いありません。
しかし、2026年春にプロジェクトは突然の幕引きを迎えます。突然日常が奪われた当時の心境について、彼女は後のインタビューで「目の前が真っ白になり、自分の存在意義を見失いかけた」と吐露しています。それでも彼女は立ち止まることなく、2026年に佐久間氏が新たに立ち上げたアイドルオーディションにゼロから一般応募。過去の実績に一切胡座をかくことなく、泥臭く挑戦者として掴み取ったのが、現在のラフ×ラフのポジションでした。