広大な千葉南サーフエリアのなかでも、白渚海岸の存在感は際立っている。南向きから東向きまでの幅広いウネリを敏感にキャッチする地形特性を持ち、周辺ポイントがフラットに近いコンディションであっても、ここだけは腰〜腹サイズのライダブルな波をキープすることが珍しくない。
とりわけ鋭角なターンと空中戦を武器とするショートボードのアスリートにとって、白渚の掘れたリップは格好のセクションとなる。北寄りのオフショアが吹く秋から冬にかけては、面がクリーンに整い、バレルを形成する極上のチューブセクションが姿を現すこともある。季節風とサンドバーの移動が織りなす地形のドラマは、日々海に通うエキスパートたちを飽きさせることがない。