自動車愛好家の間で人気の高いエアロパーツですが、見た目のドレスアップ効果だけでなく、高速走行時の走行安定性を高める明確な流体力学的役割が与えられています。代表的なカスタム部位の役割を検証します。
車体後部の上部やトランク端に取り付ける「リアスポイラー(リアウイング)」は、ボディ上面を流れる気流を乱す(Spoilする)または整流し、揚力を抑えてタイヤの接地荷重を確保します。一方、車体後部の下部に装着される「リアディフューザー」は、車両フロア下を通過した高速の空気を後方へスムーズに拡散・排出し、気圧差によって車体を地面に引き付けるグランドエフェクト(ダウンフォース)を発生させます。
SNSやコミュニティの生の声では「街乗りでは効果が体感できない」という意見も見受けられますが、時速80km/hを超える高速道路巡航時には横風に対する直進安定性やレーンチェンジ後の揺り戻し抑制として明確な効果を発揮します。