高須院長のがん闘病において、西原氏の存在が最大の精神的支柱となっていることは間違いありません。大病を患うと、本人のみならず周囲も暗い雰囲気に包まれがちですが、西原氏のスタンスは徹底してフラットです。
弱音を吐きそうになる高須院長に対し、からかいながらも温かく背中を押し、生きる気力を引き出す言葉を投げかけ続けます。高須院長自身も「かっちゃん(西原氏の呼び名)がいるから生きていられる」「彼女を笑わせることが生きがい」と公言して憚りません。
形式にとらわれない事実婚でありながら、病院への付き添いや日々のケアにおける責任感は、どんな法的な夫婦よりも深く結びついています。「最後まで面倒を見る」という覚悟が、二人の日常のあらゆる場面に宿っています。