「仙峡の宿 銀山荘」として親しまれるこの宿の真骨頂は、なんといっても開放感あふれる温泉設備だ。雄大な山々と渓流を臨む露天風呂は、四季折々の表情を見せる。新緑の青々とした葉、鮮やかに色づく紅葉、そして一面の白銀世界。季節ごとに異なる絵画のような景色が目の前に広がる。
特筆すべきは、横になった姿勢で温泉に浸かれる「寝湯」の存在だ。身体を預けて深々と湯に包まれると、日常の疲労やストレスがじわじわと解けていくのを感じる。夜空を見上げれば、都会では決して見ることのできない満天の星。湯けむりの向こうに広がる静寂は、日常から完全に切り離された極上の癒やしを与えてくれる。