そもそも、なぜ1本の高速道路でありながら、これほどまでに無料と有料が入り乱れているのでしょうか。山陰道 無料 理由を掘り下げると、日本の高速道路行政における建設財源の劇的な転換点が浮かび上がります。
かつての日本道路公団(現・NEXCO)時代、高速道路は「借入金で道路を建設し、通行料を徴収して借金を返済する(料金償還制度)」という独立採算制で整備されていました。安来道路や江津道路など、昭和末期から平成初期にかけて早期着工された区間はこの方式を採用したため、現在もNEXCO西日本 山陰道 有料区間として料金が徴収され続けています。
潮目が変わったのは2000年代初頭の小泉構造改革です。採算性の見込めない地方路線の建設が凍結危機に瀕した際、導入されたのが「新直轄方式」でした。新直轄方式 高速道路 なぜ無料なのかという問いの答えは明快で、「道路公団の借金ではなく、国と地方自治体の税金を直接投入して造る方式に切り替えたから」です。料金を徴収して建設費を償還する必要がないため料金所を設置せず、通行料はゼロ円に設定されました。さらに、国土交通省 山陰道 整備計画 詳細に基づき、直轄の一般国道バイパスとして整備された区間もすべて無料開放された結果、新旧の制度がパッチワーク状に混在する現在の異様な路線図が完成したのです。