カミナリの最大の強みであるコンビの空気感は、彼らが歩んできた濃密な生い立ちに由来します。二人は茨城県鉾田市で生まれ育ち、なんと保育園時代からの幼馴染です。小学校、中学校、高校と同じ環境で青春時代を過ごしました。
高校時代からお笑いが好きだった石田たくみは、早くから芸人を目指していました。一方の竹内まなぶは早稲田大学政治経済学部へと進学。別々の道を歩み始めたかに見えましたが、石田が「どうしてもあいつと漫才がやりたい」と熱烈にアプローチし、大学を中退したまなぶを口説き落とす形で2011年にコンビを結成しました。
結成当初はシュールなコントを披露していましたが、鳴かず飛ばずの日々が続きます。転機となったのは、所属事務所の先輩であるサンドウィッチマンや永野らの前でネタ見せを行った際のエピソードでした。
ネタの合間に、標準語ではなく普段の茨城弁でまなぶの頭をパッカーンと強く叩いたところ、会場の芸人仲間から爆笑が起きたといいます。「お前ら、普段の喋り方とあのツッコミのほうが絶対に面白い」という先輩からの助言を受け、試行錯誤の末に完成したのが、あの「そういえばよぉ!」「〜〜だな!」と頭を叩きながら激しく突っ込むスタイルでした。