お出かけを楽しむ一方で、都市部特有のリスクに対する警戒も怠ってはならない。取材に応じた獣医師は、「都心の舗装されたアスファルトは、夏場だけでなく春先や秋口の晴天時でも思いのほか高熱になる」と注意を促す。地表近くを歩く犬は直射日光と照り返しのダブルパンチを受けるため、熱中症や足裏の火傷予防には時間帯の厳選が欠かせない。
また、多くの人が集まる公共の場では、ワクチン接種や寄生虫予防の徹底といった衛生管理が最低限のマナーとなる。代々木公園をはじめとする登録制施設を利用する際は、狂犬病予防注射済票の携帯が必須だ。リードの長さを適切にコントロールし、他の利用者や犬同士のトラブルを未然に防ぐ配慮があってこそ、愛犬との外出は真に素晴らしいものとなる。