一般社団法人ペットフード協会が公表した飼育実態調査によると、完全室内飼育における猫の平均寿命は16.2歳前後(屋外に出る猫の平均寿命は約13.8歳)に達しており、医療技術や栄養学の進歩によって猫の長寿化は着実に進んでいます。
しかし、寿命が伸びたからこそ直面するのが「8歳以降に発症率が急上昇する三大シニア疾患」です。特に以下の3つの疾患は、8歳を起点として有病率が顕著に増加します。
特に警戒すべきは「8歳猫の体重減少の理由」です。高齢化による筋肉低下だけでなく、腎機能障害、甲状腺機能亢進症、慢性腸炎、リンパ腫といった重大な基礎疾患の初期シグナルであるケースが極めて多く見受けられます。「少しスリムになった」と見過ごさず、毎月の体重測定で5%以上の減少(体重4kgの猫なら200g減)が確認された場合は、即座に獣医師の診察を受ける必要があります。