無料動画共有サイトに無断転載されているコンテンツのほとんどは、制作メーカーや出演者の権利を侵害した違法アップロード動画です。著作権法を巡る法制度は段階的に厳罰化が進んでおり、正規に権利処理されていない海賊版コンテンツの取り扱いには厳格な司法判断が下されるようになっています。
現行の日本の著作権法(第119条関係)において、著作権・著作隣接権を侵害する違法アップロードを行った者は、10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金(またはその両方)という重い刑事罰が科されます。また、利用者側であっても、違法にアップロードされた有償著作物であることを知りながらダウンロード保存(録画・キャプチャ保存を含む)を行った場合、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金が科される対象となります。
ストリーミング再生単体に関しては現時点で直接的な刑事罰の対象外と解釈されるケースが多いものの、通信ログ(IPアドレス)はプロバイダ側に確実に記録されています。また、近年では権利者団体や大手メーカーによる国際的な追跡調査が強化されており、違法ストリーミングサイトを中継するサーバーへのアクセス遮断やドメイン差し押さえが世界規模で執行されています。クリエイターへの正当な対価を奪い、業界を衰退させる海賊版サイトの利用は、倫理的にも法的にも大きなリスクを孕んでいます。