オリーブの樹の真実|風水・花言葉の秘密と枯らさない最新育成術

オリーブの樹の真実|風水・花言葉の秘密と枯らさない最新育成術

オリーブの樹の真実|風水・花言葉の秘密と枯らさない最新育成術の重要ポイントを解説します。最新トレンドが満載です。

「苗木を買って数年経つのに花すら咲かない」「小さな実がついてもすぐに落ちてしまう」という声は、園芸相談窓口でも最も頻度の高い相談の一つです。オリーブの樹の実がつかない理由には、植物学上の明確なメカニズムが存在します。

オリーブは基本的に自家不結実性(自家不和合性)が極めて強い植物です。自身の花粉では受粉・受精しにくく、1本だけ単体で育てていても実を結ぶことはほとんどありません。果実を収穫するためには、遺伝的に異なる系統で、かつ同時期に開花する別品種を近隣(数メートル以内)に配置して相互受粉させる必要があります。また、前年の夏に伸びた枝に翌年の花芽が形成されるため、冬から春にかけて枝を無計画に切り詰めてしまうと、花芽そのものを切り落とすことになります。

一方、栽培者を最も落胆させるオリーブの樹が枯れる原因は、主に以下の3点に集約されます。

第1の原因は、室内管理や過密植栽による「圧倒的な日照不足と通風不全」です。地中海の強烈な太陽と乾いた風を浴びて進化したオリーブは、光合成の要求量が極めて高い陽樹です。第2は、過剰な水やりによる「根腐れ」。乾燥に強い反面、用土が常に湿った状態を極端に嫌います。第3は、日本固有の脅威である「オリーブアナアキゾウムシ」の幼虫による幹の食害です。幹の内部を食い荒らされると、導管が破壊されてある日突然樹木全体が立ち枯れてしまいます。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。