鶏ハム低温調理の落とし穴!パサつきと生っぽさを防ぐ温度の黄金比

鶏ハム低温調理の落とし穴!パサつきと生っぽさを防ぐ温度の黄金比

今注目を集めている 鶏ハム低温調理の落とし穴!パサつきと生っぽさを防ぐ温度の黄金比について、多角的な視点をご紹介しています。

Q1:加熱時間を守ったのに中心部がほんのりピンク色をしています。これは生ですか?
A1:中心温度が安全基準(63℃で30分以上など)に達していても、肉に含まれる色素タンパク質「ミオグロビン」が熱変性しきらず、鮮やかなピンク色を保つことがあります。肉汁が透明で、身にしっかりとした弾力があり、表面がゼリー状にねっとりしていなければ安全に召し上がれます。ただし、少しでも生肉特有の粘りや透明感がある場合は、迷わず再加熱してください。

Q2:冷凍保存していた鶏むね肉を、凍ったまま低温調理器に入れても問題ありませんか?
A2:絶対に避けてください。凍った肉をそのまま湯煎に投入すると、中心温度が殺菌温度に到達するまでの時間が大幅に狂い、規定のタイマー時間では芯が生煮えになります。必ず前日から冷蔵庫へ移して完全に解凍し、室温ではなく冷蔵庫から取り出してすぐの状態で下味をつけて調理してください。

Q3:BONIQ(ボニーク)などの専用機を使えば、常温で放置して冷ましても大丈夫ですか?
A3:どのような高性能機器を使用しても、調理後の菌増殖リスクは変わりません。加熱後は常温放置を絶対に避け、速やかに「たっぷりの氷水」に袋ごと浸して芯まで冷やしてください。危険温度帯(20〜50℃)をいかに素早く通過させるかが、日持ちと食中毒防止を左右する最重要ポイントです。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。