はしだのりひこ「風」誕生秘話と哀しき別れ|昭和フォークの金字塔を解く

はしだのりひこ「風」誕生秘話と哀しき別れ|昭和フォークの金字塔を解く

はしだのりひこ「風」誕生秘話と哀しき別れ|昭和フォークの金字塔を解くにまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

『風』という楽曲は、単に聴く名曲であるだけでなく、半世紀以上にわたって「ギターを手にした若者が最初に練習するバイブル」として愛され続けてきました。

楽曲の基本キーは実音Dメジャーですが、演奏時は「カポタストを2フレットに装着し、Cメジャーキーのコードフォーム」で演奏するのが伝統的なスタイルです。登場する主なコードは以下の通りです:

  • C, Em, F, G7, Am, Dm, E7

初心者が最もつまずきやすい「Fコード」が含まれているものの、テンポがBPM約96と落ち着いており、コードチェンジのタイミングが掴みやすいのが特徴です。また、イントロやバッキングで使われる「スリーフィンガー・ピッキング(親指・人差し指・中指による規則的な分散和音)」は、アコースティックギターの基礎奏法をマスターする上で最も優れた教則曲と評されています。

【実践ガイド】この曲の演奏練習に向いている人・慎重になるべき人の判断基準

アコースティックギターの演奏技術向上という観点から、本作への取り組みをおすすめできるプレイヤーと注意が必要なプレイヤーの基準を明確にします。

  • 向いている人:
    • スリーフィンガー・ピッキングの基礎を正しい右手フォームで身につけたい人
    • オープンコード(C, Em, Am)の美しい響きを鳴らす練習をしたい人
    • ギターの弾き語りで声と伴奏のリズムを連動させる感覚を養いたい人
  • 慎重になるべき人(アプローチの工夫が必要な人):
    • ギターを触った初日でFコードが押さえられず挫折しそうな人(※簡易フォームの「FM7」やFの1〜3弦のみを押さえるフォームで代用することを推奨)
    • 右手のアルペジオが安定しないうちから高速で弾こうとする人(※まずはメトロノームを用いてゆっくりのテンポで親指のオルタネイト・ベース音を刻む練習が必須)
小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。