相撲ファンが押さえておきたいのが、「満員御礼」と「札止め(ふだどめ)」の明確な違いです。ニュースや公式発表で混同されがちですが、興行上の意味合いは大きく異なります。
「満員御礼」が規定動員数(約75〜80%以上)に達したことに対するファンへの感謝を示すセレモニーであるのに対し、「札止め」は当日券も含めた全座席が100%完売し、販売窓口を完全に閉鎖した状態を指します。
つまり、「札止め=自動的に満員御礼」となりますが、「満員御礼=必ずしも札止めではない」という関係が成り立ちます。当日券がわずかに残っている状態であっても、前売り段階で規定割合を大幅に超えていれば、堂々と満員御礼の垂れ幕が掲げられる仕組みです。