もう一つの「近い国」として外せないのが台湾だ。特に沖縄の与那国島からは、台湾の本島まで約110キロメートルしか離れていない。天気の良い日には台湾の山々が視認できるほどの距離感だ。歴史的にも深いつながりを持つ沖縄と台湾の間では、近年、独自の経済圏や観光ルートの開発が活発化している。
台湾のタピオカブームや夜市文化が日本に定着して久しいが、今ではよりローカルな地方都市同士のコラボレーションが進んでいる。お互いの文化をリスペクトしつつ、まるで隣の県に遊びに行くような感覚で人が行き交う光景は、アジアの新しい共生の形を示している。