プラットフォームの規約厳格化は、個人配信者にとって死活問題となった。過激な発言や企画は即座にアカウント削除の対象となる時代だ。
しかし、時代がどれほど優等生的な表現を強制しようとも、彼は絶妙なバランスで崖っぷちを歩き続けている。かつてのような無軌道な過激さは影を潜めたかもしれない。だが、規制の隙間を縫うような皮肉と、リスナーとの掛け合いから生まれる即興のドラマは、むしろ年を重ねるごとに洗練されている。
単なる暴走者から、ネットの潮目を読む老練なナビゲーターへ。時代と衝突しながらも生き残るその姿は、ある種のしぶとさを物語っている。