新型コロナウイルス(特にオミクロン系統の派生株)も喉の激痛を主症状とするため、初期症状での見分けに迷うケースが目立ちます。両者には臨床的な特徴に一定の差異が存在します。
インフルエンザは「突然の38度以上の高熱」「全身の関節痛や強い倦怠感」が先行し、その直後から喉の痛みが追いかけるように悪化する傾向があります。これに対し、近年の新型コロナウイルス感染症は、発熱よりも先に「喉の強い違和感・激痛」が現れ、その後に微熱から高熱へと推移するパターンが目立ちます。
ただし、症状の出方には個人差が極めて大きく、臨床症状だけで完全に見極めることは医師でも困難です。周囲の感染状況を確認しつつ、医療機関で抗原定性検査やPCR検査を受けて確定診断を得ることが適切な治療への最短ルートです。