国道41号線近くの好立地で長年営業を続けていた小牧店ですが、突如として訪れた閉店の知らせは多くのファンに衝撃を与えました。公式アナウンスや当時の業界動向を踏まえると、営業終了の引き金となったのは「特殊な大型設備の老朽化」と「外食需要の変化に伴う店舗統廃合」です。
ざうおのビジネスモデルは、店内に何十トンもの海水を循環させる巨大生簀と本物の木造船を設置するという、極めて特殊な構造を持っています。海水による塩害や水質管理システム、生体管理にかかる固定費は一般的な居酒屋の数倍に達します。小牧店はオープンから年月が経過していたこともあり、大規模な設備改修が必要なタイミングとテナント契約の節目が重なったことが大きな要因となりました。
さらに、社会情勢による大規模宴会の減少やファミリー層の利用スタイルの変化を受け、運営元である株式会社ハーバーハウスは拠点の最適化を推進。愛知県内の拠点を名古屋市南区の「星崎店」へ一本化し、経営資源を集中させる経営判断が下されたというのが一連の経緯です。