大阪16区 当落の理由とネットの反応、そして現地での取材を通じて聞こえてきたのは、有権者の非常に冷徹かつ現実的な声でした。大阪16区 有権者の評判と口コミを調査すると、堺市民が抱く特有の政治的葛藤が見て取れます。
堺東駅前で取材に応じた50代の自営業男性は、次のように語りました。
「北側さんは大臣もやって堺のために尽くしてくれた実感はある。けれど、今回の選挙は自民党と公明党のなれ合いにうんざりしていた。山本さんは立派な人やと思うが、国会で裏金問題をうやむやにしてきた自公政権に『お灸を据える』には、維新か立民に入れるしかなかった」
また、北区の大型マンションに住む30代の会社員女性は、SNSのタイムラインを引き合いに出しながらこう話します。
「ネット上では『宗教票vs維新』みたいな煽り文句が溢れていましたが、私たち子育て世代が気にするのは教育無償化や堺市内のインフラ整備です。維新は高校授業料無償化の実績を前面に出していて、政策がわかりやすかった。黒崎さん個人を熱烈に応援したというより、維新の政策スピードを選んだ感覚です」
ネット上の言説では「公明党の歴史的敗北」というセンセーショナルな見出しが躍る一方、現地・堺の有権者は冷めた目で各党の政策実現力と「政権への緊張感」を天秤にかけていたことが窺えます。