昼どきの富士市を攻略する上で、最大の障壁となるのが主要幹線道路の慢性的な渋滞と、名店に集中する席待ちの列だ。特に国道1号線富士由比バイパス周辺や富士IC直結の大通りは、正午を境に車の流れが急速に鈍る。地元住民が実践しているのは、あえて正午前の11時15分に滑り込むか、ピークを外した13時半以降を狙う時間差アプローチである。
一日限定10食から15食といった希少な日替わり御膳や数量限定の海鮮丼は、開店と同時に瞬く間に売り切れる。狙い目は、港湾エリアへ向かう際に大型トラックが集中する産業道路を避け、潤井川沿いの抜け道を活用するルートだ。わずかな移動の工夫が、炎天下や寒空の下での無駄な待機時間を劇的に削り落とし、至高の一皿にありつく確度を高めてくれる。