熱烈な支持を集める一方で、ニッポンの社長のネタに対しては「怖い」「何を笑えばいいのか分からない」といった戸惑いの声が一部で上がるのも事実です。SNSやネット掲示板、劇場アンケートにおけるリアルな評判を検証すると、評価がくっきりと二極化している実態が浮かび上がります。
肯定的な意見としては、「一度ハマると他の芸人のネタが物足りなくなる」「辻ワールドの中毒性が異常で、YouTubeの公式動画を何度もループしてしまう」といった声が目立ちます。特に20代から40代のお笑いリテラシーが高い層や、演劇・音楽関係者からの評価は群を抜いて高く、単独ライブのプレミアムチケット化がその証左です。
一方で、家族団らんで楽しむゴールデン帯のバラエティを好む視聴者からは、「大きな音や急な暴力描写にびっくりしてしまう」「ほのぼのした笑いが好きな人には刺激が強すぎる」といった忌避感も散見されます。しかし、この「賛否両論の分断」こそが、彼らが熱狂的なカルト的人気を維持し続けている最大の要因でもあります。全員に好かれようと角を丸めるのではなく、自らの笑いの哲学を純度100%で提示し続ける姿勢が、コアなファンを惹きつけてやまないのです。