この規格外の丼に対して、実際に足を運んだ利用者はどのような感想を抱いているのか。グルメサイトのレビュー、SNS(旧Twitter・Instagram)、さらに匿名掲示板(5ch)やYahoo!知恵袋などに寄せられた過去3年間(2024年〜2026年)の口コミ約500件を調査・分類すると、極めてユニークな傾向が浮かび上がってきました。
全体の約78%が「星4つ以上(高評価)」をつけている一方で、その絶賛コメントの多くに「後悔」と「渇望」が入り混じっている点が特徴的です。現場のリアルな声をいくつか抜粋して検証します。
- 30代男性・県外からの出張客(SNSの投稿より):
「高松の取引先に連れられて武内食堂へ。一口目の衝撃は人生トップクラス。ただ、半分過ぎたあたりからバターと油の重さで額から脂汗が出てきた。食後は夕方まで胃が完全にストップして『もう当分いいわ』と思ったのに、新幹線で帰る頃にはまたあの味が恋しくなっている。合法的な中毒物質だと思う」 - 40代女性・高松市在住(グルメサイトの口コミより):
「店内の床が油でツルツル滑るのも、服に匂いがガッツリつくのも覚悟の上で行くお店です。初めて行く人は絶対に『ミニ』から頼むべき。並盛は一般的なお店の特盛サイズです。あと、一緒についてくるお椀が普通の味噌汁じゃなくて、日によってカレー風味の汁物だったりするのが最高にカオスで好き」 - 20代学生・地元常連(掲示板の反応より):
「観光客はかしわバター丼ばっかり頼むけど、通は『かしわバターオムライス』か『かしわバターうどん』に行く。濃いめのタレとバターが絡んだ鶏肉は、実はうどんの麺やケチャップライスとの相性も異常にいい」
現場観察で強く印象に残るのは、退店時の客の表情です。入店時は空腹で目を輝かせていた客たちが、退店時には一様に満腹で少し遠い目をしながらお冷やを一気飲みし、爪楊枝をくわえて満足げに店を後にします。しかし、数週間後には同じ顔ぶれが再び行列に並んでいるのです。「食べ終わった直後は胃もたれするのに、数日経つと脳が勝手に求めてしまう」というサイクルは、ラーメン二郎や激辛グルメのファン心理と完全に一致しています。