非通知機能はプライバシーを守る盾である一方、特殊詐欺や嫌がらせ電話の温床にもなってきた。こうした背景から、総務省は通信事業者と連携し、不審な一括発信や送信元偽装に対する網側でのフィルタリング強化を進めている。
悪用被害から身を守る、あるいはトラブルを避けるための実践的なテクニックを押さえておきたい。
相手が非通知を拒否しているか事前に確かめたい場合、コール音の鳴り分けに注目するのが鉄則だ。即座に「こちらは〇〇です。お客様のご都合により……」といった自動ガイダンスへ移行する場合は、キャリアの拒否機能が作動している。また、自身の番号を守りつつ連絡を取りたい場合は、050から始まるIP電話アプリや一時的な仮想番号発行サービスを中継させる裏ワザが有効だ。これなら相手に着信拒否される確率を下げながら、個人のメイン回線番号を完全に秘匿できる。