八重干瀬の魅力を最大限に味わうなら、時期選びが極めて重要です。結論から言うと、海況が最も安定し、水温・透明度ともにピークを迎える5月中旬の梅雨明け直後から9月下旬までが年間を通じたベストシーズンです。
かつて旧暦3月3日の大潮にサンゴ礁が海上に姿を現す「幻の大陸」のイメージから春先が注目されていましたが、シュノーケリングで海中世界を楽しむ観点では、南風が穏やかに吹き抜ける初夏から盛夏が最も適しています。水温は28度〜30度前後まで上昇し、ラッシュガード一枚で快適に泳ぐことができます。
一方、10月〜4月の秋・冬シーズンは北風の影響を受けやすく、外洋の波が高くなりやすいためツアー催行率がやや下がります。しかし、冬場はプランクトンが減少し水中の透明度が50メートル近くまで抜ける日もあり、ウエットスーツを着用すれば通年で八重干瀬のサンゴ礁を堪能できます。