小田原漁港とと丸食堂は本当に並ぶ価値ある?豪快海鮮丼の真相と混雑回避術

小田原漁港とと丸食堂は本当に並ぶ価値ある?豪快海鮮丼の真相と混雑回避術

小田原漁港とと丸食堂は本当に並ぶ価値ある?豪快海鮮丼の真相と混雑回避術についての疑問解決ガイドをお届けします。

来店者の大半が視線を奪われる名物が、ピラミッドのように海鮮がそびえ立つ「とと丸頂上丼」だ。マグロの赤身やたたき、サーモン、白身魚、いくら、トビコなどが隙間なく積み上げられたその姿は、提供口から席へと運ぶ瞬間から周囲の視線を集める。しかし、問題は「味と価格のバランスが取れているか」という点だ。

現地での実食調査およびネット上のレビュー分析を行うと、この丼の満足度を決定づけているのは、途中で味をガラリと変えられるギミックである。卓上や専用コーナーに用意された「魚介出汁(濃厚魚骨スープ)」を注ぎ、海鮮茶漬けとしてフィニッシュする構造が組み込まれている。単調になりがちな大盛り丼を最後の一口まで飽きさせずに食べさせる仕掛けについて、実食者からは「見た目倒しかと思ったら、締めの出汁茶漬けの濃厚さに唸った」「魚の旨味が溶け出して最後まで一気にいける」といった高い評価が相次ぐ。

一方で、率直な不満点として挙げられるのが「食べにくさ」と「マグロたたきの比率」だ。「ネタが崩れてこぼれそうになり、食べるのに神経を使う」「日によってたたきの比率が多く感じられ、切り身の存在感が薄れる時がある」という指摘は少なくない。このメニューは、繊細な刺身の舌触りを一品ずつ吟味する懐石料理的な味わい方を求める人よりも、豪快な海鮮のパフェをスプーンでかき込むような高揚感を楽しみたい人に照準が合わされている。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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