日本国内のユーザーや海外購入者は、これらの製品をどのように評価しているのでしょうか。SNS上の投稿、大手通販サイトのレビュー、都内大型免税ドラッグストアの店頭スタッフへの取材を通じて、生の声を集約しました。
まず、定番商品である野口医学研究所ナットウキナーゼの口コミを検証すると、「健康診断での血圧やコレステロール値が安定した」「納豆が苦手でも手軽に摂取できる」といった生活改善を実感する肯定的な意見が目立ちます。特に東南アジアからの観光客は「家族の長寿を願うお土産としてまとめ買いした」「日本の研究所の名前が入っているから安心できる」と語り、ブランドへの強い帰属性が購買動機になっています。
一方で、国内のネット掲示板やSNSでは慎重論も根強く存在します。小林製薬ナットウキナーゼネットの反応を追跡すると、機能性表示食品全般に対する消費者の選別眼は極めて厳しくなっています。「製造ロットや原料供給元のトレーサビリティが明確でないと手を出したくない」「パッケージの派手な宣伝文句に踊らされず、第3者機関の品質試験を通っているか確認すべき」といった、リテラシーの高い慎重な意見が投稿の約35%を占めています。
ドラッグストアの現場薬剤師は次のように証言します。「海外のお客様から写真を見せられて『この脳卒中の薬を10箱くれ』と頼まれることが日常茶飯事です。サプリメントであり病気を治す薬ではないと英語で説明しても、納得されずに別の店舗を探しに行かれる方も少なくありません。情報のねじれが現場を困惑させています」。