新車販売における自動運転アシスト機能の搭載率は年々上昇している。一定条件下でシステムが運転を担うレベル3や特定路線でのレベル4の実用化が進む一方、道路上には「AIが運転する車」と「人間が運転する車」が混在する時代となった。
ここで新たな摩擦が生じている。事故を極限まで回避するようプログラムされた自動運転車は、安全な車間距離を厳格に保持する。しかし、その広めのスペースに対して人間ドライバーが次々と割り込むため、自動運転車が連続して減速を余儀なくされ、結果として後方に低速走行の波が伝播してしまうのだ。人間とAIが滑らかに協調するための交通ルールの再構築が急務となっている。