ネット上の掲示板等で散見される「早稲田佐賀は落ちこぼれると悲惨」「首都圏の早慶付属落ちが集まる二番手校」という言説は、実態を正確に反映していません。現場のデータを検証すると、2つの大きな誤解が存在します。
第一の誤解は、「早稲田推薦枠から漏れた生徒は進路に困る」という説です。実際には、学校側が早い段階から「推薦組」と「国公立一般受験組」に合わせた習熟度別クラス編成や手厚い進路指導を実施しています。推薦枠から漏れたというよりは、最初から国立大や理系特化を目指すコースに身を置き、予備校要らずの講習体制で現役合格を果たすケースが定着しています。
第二の誤解は、「首都圏出身者と地元九州出身者の間に深い溝がある」という噂です。文化圏の違いから入学当初こそ方言や生活習慣のギャップに戸惑う声はあるものの、城下町・唐津の穏やかな風土の中で、部活動や寮行事を通じて強固な一体感が醸成されていきます。むしろ、「全国に一生モノの親友ネットワークができる」ことが、卒業後に大きなアドバンテージとして実感されています。