布団に入る直前の就寝前ストレッチ対処法は、脚部の筋紡錘(筋肉の伸び縮みを感知するセンサー)を緩め、中枢へ送られる異常なインパルスを遮断するために極めて有効です。激しい運動は交感神経を刺激して逆効果になるため、ベッドの上でリラックスしながら行える静的ストレッチを実践してください。
まずは、壁に両手をついて片足を後ろに大きく引き、かかとを床にぴったりとつけたままアキレス腱とふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)を心地よく伸ばします。呼吸を止めずに左右それぞれ20秒ずつキープ。これにより下半身に滞留した静脈血が心臓へと押し戻されます。
次に、ベッドの上に座り、両足の裏を合わせてあぐらをかくように股関節を開く「合蹠(がっせき)のポーズ」をとります。両手でつま先を持ち、息を吐きながら上半身を前に倒して股関節周りを20秒間ストレッチ。骨盤内の血流不全が改善され、下肢全体の神経緊張が大幅に鎮まります。この2つのストレッチを毎晩の就寝ルーティンに組み込むだけで、初期発作の発現頻度を有意に低下させることが可能です。